借金で1ヵ月の生活費が危うくなった経験があります。
その時は子供が生まれたばかりで、低収入だった僕は切り詰めるのも切り詰めていましたが、それでも月末には苦しい残高と戦っていました。
本業とは別に深夜の工場で働いたりして、 岡山市の居酒屋にたまに楽しみに行くくらいの家族の食費は確保できていたのですが、それでも貯金などは出来ない日々でした。
来月生きれるかどうか、子供のご飯や服やおもちゃなども買ってあげれない自分にほとほと嫌気が差して1人で悩んでいました。
そんな時に正直に妻と朝方まで話しました。
「今は会社の給料も少ないし、好きな服なども買ってあげれてないし、楽しい場所に連れて行ってあげれてないことを本当に悪いと思ってる。本当にごめん」と僕は語りました。
妻は「大丈夫だよ、子供が大きくなったら私も働くし、今は仕事に一生懸命頑張ってね。子供は毎日笑ってるし私は幸せだよ。」と妻は言ってくれました。
僕はこの人と結婚して本当に良かったと思いました。
今では収入も安定して、楽になりましたが、あの借金の日々こそが僕を成長させるきっかけになったんだなと思い、結果から言えばとてもありがたい試練なんだったと思います。