学生時代、学力の関係から私立の学校に通わざるを得なくなって奨学金制度を受けることにしました。家は貧乏で授業料や設備費等すべてを自分たちだけの力で賄っていくことは難しかったため奨学金に頼ることになりました。卒業後働き口がすぐに見つからず、なかなか返済することができませんでした。日々の少ない生活費を削っての生活はとても大変なものでした。
大学卒業後、奨学金を返したくてもなかなか仕事が見つからず、困っていたので高校時代の友達に相談することにしました。すると、その友達も自分と同じように奨学金を受けていて、返済しなくてもある企業で働けばいいという条件があったということを教えてくれました。そこで自分が受けた奨学金制度についてもう一度詳しく調べなおしてみたところ、教師として6年間働けば今までの奨学金はすべて返済しなくてもいいということがわかりました。大学卒業までに教員免許は取得していたので教師になって働くことに決めました。今は返済のことを気にせず生活できているので心身ともに健康的な日々を送れていると思います。
困ったら、それを一度見つめなおすことが重要かと思います。奨学金はただ返済するだけではなく別の方法でのお返しの仕方もあるということも考えておくといいかと思います。